2008年3月23日日曜日

歯根破折と根尖病巣の続き(練馬区 歯医者 インプラント)






  • 昨日の続きです。右上第一小臼歯を抜歯後、組織の再生能力が高まる1ヶ月後にインプラントを埋入しました。




  • 本来ならば抜歯即時でインプラントを埋入しても良かったのですが、まだ患者様がインプラントを迷われていたために抜歯とは別の日にインプラントをすることになりました。






  • 実際インプラントオペ後患者様は「こんなに痛みがなく、すぐに終わるのなら一緒にやれば良かった。」とおっしゃられておりました。




  • まあ抜歯即時インプラントオペもそんなに簡単なオペではないのですが…。




  • また今回のケースでは、頬側に根が破折していたためそこに炎症が長年続いておりました。




  • その結果頬側の骨が逆三角形状に欠損していたため、抜歯した部位の周囲の骨から同じ形になる様に骨を削り、インプラントを埋入後その欠損した部位へ貼り付けて縫合して終了としました。




  • 現在インプラントを入れてからおよそ3ヶ月近くなりますが、そろそろ仮歯を入れていこうと思っています。ワンピースタイプなので2回目の手術は必要ありません。




  • 本来当院で使用しているインプラントであれば2ヶ月程度で仮歯を入れられるのですが、根尖病巣と骨欠損の状態、あとは何よりタバコをお吸いになられるという事、これが1ヶ月多く様子を見ている理由です。




  • しかし、基本的にはインプラントをする際には完全にタバコをやめて頂きますので、これからインプラントをお考えの皆様は今のうちにお願いいたします。




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