- 歯根の中にファイバーのポストを入れて補強した後に、歯を形成しました。
- 本来は歯の形成(支台歯形成)は元の歯の形を小さくした形で削るのがセオリーですが、今回の場合は著しく歯の軸がずれているために、最終的なクラウンの形を想定して形成します。
- 写真の黄色のラインが元の歯軸ですが、赤の点線が顔の中心のラインなのでそこに平行になる様に歯を形成します。
- そうする事で緑色の矢印の様に両隣在歯との間にセラミック冠の入るスペースを確保し均一の厚さを持ったセラミックができるとともに、歯軸も変化させる事が可能になるのです。