久しぶりにアップ致します。
今回は右上の前歯のセラミックによる審美歯科のケースで、その際の仮歯の重要性についてを見てみます。
すでに神経の治療まで終了し、土台にファイバーコアを入れております。
人工ダイヤモンドともTVなどで言われている、『ジルコニア』ベースのオールセラミッククラウンを装着するための歯の形成をします。(全周1.5mm~2.0mm、テーパー5°~15°に設定します。)
そして前歯にその場で仮歯を製作して付けます。
この仮歯は我々歯医者さんの間では①『プロビジョナルレストレーション』、②『テンポラリークラウン』などと呼ばれております。
①は『PRO(最終補綴物を入れる前に)VISIONAL(歯周組織や最終補綴物の形態などを観察する)RESTORATION(暫間的な修復物)』という意味で
②は『TEMPORARY(暫間的な)CROWN(修復冠)』という意味です。
下の写真は私が仮歯を製作・装着した所です。