2011年2月13日日曜日

BRONJの予防|<練馬区 インプラント>

1) BP系薬剤開始前
・感染源の除去を目的として抜歯、歯周治療、根管治療、義歯などの歯科処置は前もって行う. ・侵襲の大きなインプラント治療や完全埋伏歯抜歯は避ける。
・不完全埋伏歯および被覆粘膜の薄い下顎隆起、口蓋隆起は前もって除去し、1か月の骨治癒期間を 待ってからビスホスホネート系製剤の治療を開始する。
・可能であれば歯科治療が終了するまでビスホスホネート系製剤投与の延期を依頼する。

2) BP系薬剤投与中
・歯科医師による骨露出の有無のチェックとエックス線診査を3か月ごとに行う。
・口腔内清掃の励行
・抜歯、歯周外科、インプラント埋入などの顎骨に侵襲がおよぶ口腔外科処置は避ける。
・軽度の動揺歯は固定し、膿瘍を伴う高度の動揺歯は抜歯し抗菌薬を投与する。
・義歯装着は可能だが、過剰な力が加わらないように調整する。
・口腔外科処置を行わなければならない場合はBPの投与の中止が必要である。中止はBP系薬剤処 方医師と相談のうえ決定する必要がある。

  経口薬の場合:服用期間が3年以上、あるいは3年未満でもコルチコステロイドを併用している時 は、少なくとも3か月間は服用を中止し、治療後も骨の治癒傾向が認められるまでは中止を継続す る。服用期間が3年未満で下記のリスク因子がない場合は、通常の処置を行う。
  
  注射薬の場合:投与中止の有用性については一定の見解はない。病状が許せば投与を中止する ことが推奨される。

 ※BRONJ発生、増悪のリスク因子:コルチコステロイド療法、ホルモン療法、糖尿病、悪性腫瘍の化 学療法、喫煙、飲酒、口腔衛生状態不良、高齢者(65歳以上)
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