従来からの審美セラミックス、主にガラス系セラミックスはとても綺麗でしたが割れやすい性質がありました。
また、それよりも破切強度、曲げ強度ともに高い性質を示す酸化アルミニウム系のものを内側のキャップ(フレーム)に使用する頻度が高まって来ました。
そして最近は酸化アルミニウム系よりもさらに強度の高い酸化ジルコニウム系のものが使用される様になって来ました。
酸化ジルコニウムは審美性が高いのはもちろんの事、金属イオンが流出する事もなく、また従来のメタルボンドクラウン(金属のフレームの上に陶材が築盛されているもの)に使用されている、プレシャスメタルに比べ1/3の密度のため軽く、さらに高強度+高靭性です。