エイズという病気は、後天性免疫 不全症候群(こうてんせいめんえきふぜんしょうこうぐん)とよばれ、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)というウイルスに感染 (かんせん)することが原因でかかります。
エイズは、人間が、病気のもとになる細菌やウイルスとたたかう免疫というはたらきを弱くしてしまいます。
すると、弱い病気でも症状が重くなり、死んでしまうこともあります。
エイズは、HIVが体に入ってもすぐに症状が現れるわけではありません
半年から20年後にHIVが活性化し、急激(きゅうげき)に増えることによって病気が発症します。今のところ、体の中のHIVをすべて殺す方法はありませんが、HIVが増えるのをおさえる薬はあります。
しかし、この薬には、副作用があるという問題がありました。