2008年4月8日火曜日

上下抜歯即時インプラント+骨移植 2(練馬区 歯医者 インプラント)



  • 練馬区の「マイスター春日歯科クリニック」です。

    昨日の続きです。まず右上第一小臼歯の抜歯を行いその部分にAQBインプラントのT-typeと呼ばれるインプラント(骨から歯茎頂部にあたる部分が冠をかぶせる方向に向かって片側6度の広がった角度の付いているもの)を埋入しました。

    抜歯即時でインプラントを埋入する際には通常のインプラントを行うよりもしっかりとした固定が必要になって来るので、角度の付いたインプラントを埋入して骨にがっちりと固定させるためにこのT-typeを選択しました。

    また右上第一小臼歯の抜歯後、インプラント窩の形成の際に骨頂より10mmの深さが必要だったのですが、8mmの深さの時点で上顎洞底部(鼻腔底)に達していたのでインプラント埋入時に上顎洞底部の膜ををインプラントにより2mm奥に押し上げる処置を同時に行いました。

    右上はこれで最後に縫合して終了です。

    続いて右下ですが、右下はまず第二大臼歯を抜歯して親知らずを抜歯した後に第二大臼歯相当部にインプラント窩の形成を行いました。

    しかし、右上第一小臼歯と違い大臼歯なので抜歯した穴とインプラントの大きさの差が非常に大きいためインプラントが動揺しない様に、より深くまで埋入する必要があります。

    下顎へのインプラントをする際に一番注意する点では下顎骨の中を走る下歯槽神経までの距離ですが、インプラントを埋入する時には下歯槽神経までの距離は最低2mm以上あけるのが鉄則となっています。

    今回のケースでは抜歯した時点で大きく骨がなく、神経までの距離が短くインプラントの仮埋入した時点で予想よりもインプラントが入って行かないため一度X線写真を撮りました。
    そしてこの写真から神経までの距離も知ることができました。


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