2011年6月10日金曜日

関節円板と下顎運動の挙動 【練馬 豊島園 春日町 歯科】




顎関節運動の基本要素は回転(rotation)と移動(translation)です。
関節円板と下顎頭の間で回転が起こり、関節円板と関節結節の間では移動が起きます。

咬頭嵌合位(こうとうかんごうい)(A)から下顎安静位付近(B)の間では下顎頭のほぼ純粋な回転運動によって開口し、さらに開口を続けると下顎頭は関節円板とともに関節結節の後方斜面を移動し(C)、最大開口位付近では下顎頭および関節円板は関節結節の最下点を越えて前方斜面まで移動します(D)。

このように回転と移動が起こる事により、切歯間で40mm以上の開口が可能になります。
またこの関節円板が前方に転移し下顎頭の移動量が制限されると開口制限が生じます。
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